集中力を高めたいあなたへ
- ここぞという時にもっと集中できていたら。
- いまいち、集中できないなあ・・・。
- 集中力が持続しない。
このような悩みを持つ人は、けっこう多くいると思います。
そういう私もその一人です(笑)
今回は、集中力についてお話したいと思います。
集中とは何か?
子供の頃に、よく親に怒られていました。
「お前は集中力がない」
「いつもそうやってダラダラとして」
「しっかりやれ」
とのことです。
そのため、自分は集中力が無いんだと思いながら育ったわけです。
今でもその思いは消えることはありません。
大人になってから考えてみると「集中力が足りない」ことにフォーカスさせ過ぎる、マイナスイメージばかりを強調して植え付ける、という意味から言っ
てもメンタルトレーニング的には最悪の方法なわけですが(笑)、やはり効果はばつぐんです。
大人になってもその思いに支配されていますからね。
と同時に、遊ぶことに「集中」し過ぎて「ごはんよー」という母の声が全く聞こえず、ここでもやはり怒られる経験をしました。
しかしそれは最高位の集中、すなわち「無我夢中」になっていたんですね。
集中力、あるじゃん(笑)
まずは集中について知る
集中力には段階があります。集中はおおむね以下の順番で精神的な作用が働いています。
まずは「注意する」ことに始まります。
それから「興味を持つ」となります。
そして「無我夢中」、我を忘れるほどのめりこむような集中力へとつながります。
実は、「さあ、集中だ!集中しろ」と頭で考えている際には、さほど集中できていません。
さほど集中できていない自分に対して気づく事ができているくらいなので、思考の中には「集中できていない自分」と「それを眺めている自分」の二人がいるからです。
この時点で「本来集中しなければならない物事」へは意識が向いていません。
自分のことなんか忘れるくらい、物事にのめりこんでいる状態。それが集中ですね。
どうすれば集中できる?
まずはきっかけ作りが大切です。
集中するには、逆転の発想も必要です。今回はたくさんある集中法のうち一つを紹介いたします。
それは、「まずやってみる」です。
集中したから→行動できる
のではなく、
行動したら→集中できる
の逆転の発想です。
実際にお部屋の片づけ等で経験したこともあるのではないでしょうか。
ちょっと片づけ始めたら、意外と集中できていて、気づいたら1時間経っていた等々。
これを逆手にとって、まずはその作業に取り組んでみることをおすすめします。
ただし「それができないから困っている」んですよね。
そこでまずはやることを最小単位まで小さくしてみます。
たとえば読書なら、1ページだけ読むとか、お部屋の片づけなら、目の前のホコリだけ拾って捨ててみるとか、あるいはPCで行う作業なら、PCを立ち上げてそのソフトを起動してみるまで行う、等々。
時間を区切ることも大切です。最初の3分だけでおしまい、と決めておきます。
そして、その3分(私はタイマーをかけます)が経った時点で、その作業を続けるか心に問いかけます。
もし続けるなら、また3分区切っても良いし、もしくはタイマーをかけずに続けるのもいい。
まずは始めるまでのハードルをできる限り低く設定し、あとは惰性で集中していく方法です。
するとあら不思議。割と30分くらいは集中できていますよ。
もちろん最初の3分経った時点で「今日は気分が乗らないな」と思ったら本当にそこでやめればいい。
そこで無理やり続けようとする方が、次回からの心のハードルが高くなってしまい、集中する環境作りに失敗しやすいです。
まずは3分。
おすすめです。
まとめ
- 集中していない自分に気づいている時点で集中できていない
- 「集中してから行動」ではなく「行動してから集中」する
- そのための環境作りとして「まずは3分やってみてから」をおすすめする。
いかがでしょうか。今回のブログも「3分やってみる方法」で集中して、45分くらいで書きあげています。
効果的だと、個人的には考えています。
集中したい時に、お試しください。